その部屋の雰囲気を決める重要なポイントは何だと思いますか?
もちろん、どんな家具を置くかというのもとても大切なポイントになります。けれども、同じ家具を置いても、その部屋の床や壁、天井の色や素材が違えば、異なった印象になります。例えば、床の色が濃い目だと重厚で落ち着いた雰囲気になりますし、床の色が明るめだと開放的で優しい雰囲気になります。
今回は床タイルの特徴についてフォーカスしてみることにしましょう。
屋内と屋外では使用出来る床タイルが違う?
時々、屋内と屋外で使うことが出来る床タイルはどう違うのかというご質問を頂戴することがあります。
タイルスタイルで取り扱っております床タイルは、屋内でも屋外でもお使い頂けるものが多くありますが、中には、屋外での使用に適さないタイルもあります。
例えば、表面がツルツルして滑りやすいタイルは雨や雪の時に危険ですので、屋外の床タイルとしてお使い頂くことは出来ません。吸水率の高いいわゆる『陶器質タイル』の場合は、タイル自体が水を含み、温度差でタイル内の水分が膨張し、タイルが割れてしまうことがありますので、屋外での使用は不可となります。
タイルスタイルでは、こうした点を明確にお伝えするために、屋内・屋外等それぞれの使用場所に適している場合は◎、性能的に可能な場合は○、要注意の場合は△、使用に適さない場合は×を表示しております。
床タイルの綺麗な貼り方教えます!
玄関、ダイニングルーム、リビングルームなどの素敵な空間作りのために、床タイルを貼ってみたいと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そこで、床タイルを綺麗に貼るコツについてお教えしたいと思います。
床タイルは、そのお部屋のどの位置から貼り始めれば良いのでしょうか?部屋の端から始めようと思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、その方法はあまりお勧め出来ません。
床タイルを貼るときは、部屋の中心から始めて外側に向かって順番に貼りつけて行った方が、綺麗に仕上がります。
まずは、部屋の床の長さを計って、部屋の中心位置を決めます。中心位置から部屋の横幅奥行幅それぞれ半分の位置に向かって基本線を引きます。この基本線は糸を使うとスムーズです。この中心位置から基本線に沿って貼りつけて行きます。
基本線を引くことが面倒だと思われるかも知れませんが、タイルを貼って行くうちに曲がってしまったりしないために、大切なひと手間になります。
それなら、部屋の隅から敷き詰めて行った方が曲がらないのでは?と思われるかも知れませんが、部屋が歪んでしまっていることもありますので、中心位置から始められることをお勧めします。
意外と簡単!?床タイルのお掃除方法
ところで、床タイルのお掃除は、カーペットやフローリングに比べて面倒なのでしょうか?毎日のお手入れは、出来れば簡単にササッとすませたいものです。
床タイルは、カーペットやフローリングではNGとされている水拭き掃除をすることが出来ますので、お手入れはとても簡単です。
また、床タイルで汚れがついてしまう可能性が最も高いのは目地になりますが、それでも汚れをすぐにふき取れば、目地に汚れがしみ込んでしまうことを防ぐことが出来ます。
丁寧に掃除をしたいときには、市販の中性洗剤を薄めて使用すればOKです。また、目地に汚れがしみ込んでしまった場合は、市販の漂白剤を使ってお手入れすることが出来ます。
※目地の種類によっては洗剤のご使用に注意がある場合がありますので必ずご確認下さい。
床タイルのメリットは 多種多彩なデザイン性で目を楽しませてくれる点と、耐久性に優れ、水拭きをすることが出来るためお手入れが簡単な点にあると言えるのではないでしょうか?
床タイルには、大理石調、木目調、石目調、テラコッタ調、天然石等と様々な種類のものがありますので、お好みに合わせてお選び頂くことが出来ます。屋内・屋外を問わず特別な空間作りや演出に、お手入れが楽でバリエーションが豊富な床タイルを、是非お役立て下さい。